屋根から瓦が落下!屋根全体を葺き替え工事で修理
2022.05.19 (Thu)
施工データ
工事内容 | 屋根葺き替え工事 |
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メーカー・商品 | ルーフタイルジャパン「一閃」 |
お悩み | 屋根が落ちてきた |
築年数 | 約30年 |
タイプ | 木造2階建 |
担当者より
「瓦が落ちてきた」とT様からお問い合わせがあり、ルーフタイルジャパンの「一閃(いっせん)」を使った葺き替え工事の事例です。
ご依頼主のT様の家は築約30年の木造2階建、屋根の広さは70平米でした。
セメント瓦が使われていたケース
屋根を確認させていただくと1970年代から1980年代によく使われていたセメント瓦が使用されていました。
陶器瓦より価格が安いこと、また製造しやすいことから、住宅不足が深刻だった高度経済成長期に広く使われるようになりました。
セメント瓦は伝統的な陶器瓦と見た目はよく似ていますが、陶器瓦よりも耐久性が低いことや色があせやすく、また苔が生えやすいといった性質があります。
現在では部分修理や差し替えなど一部の修理以外ではほとんど選ばれることはありません。
ルーフタイルジャパンの「一閃」を使うメリット
屋根全体的に経年劣化があるため、部分的に修理をしてもまた別の場所で瓦の落下が起こる可能性がありました。
そのため、屋根全体の葺き替え工事をお客様にご提案いたしました。
屋根材にはルーフタイルジャパンの「一閃」を選ばれました。
一閃はガルバリウム鋼板に天然石のチップが吹き付けているもので、塗装の必要がなく30年以上メンテナンスの必要もありません。
雨音が軽減されるだけでなく、素材が軽いため、大きな地震が起こった際にも横揺れが軽減されるというメリットもあります。
さらにメーカー保証が30年もつきます。
ルーフタイルジャパン「一閃」での葺き替え工事の工程
①セメント瓦の撤去を行う
②下地に12mmの合板を張る
③ルーフィングを張る
④軒先水切り、ケラバ水切りの設置
⑤ルーフタイルジャパン「一閃」を張る
⑥棟包み、雨押え水切りの設置
ハシゴをかけて瓦の撤去作業を行う際に家の前まで車が入れなかったため、近隣の方のご迷惑にならないよう気をつけながら手作業で運び出しを行いました。
また7寸勾配の急勾配な屋根に足場を組んでの作業であったため、いつも以上に慎重に作業しました。
まとめ
今回は屋根の工事だけでなく外壁の塗装もご依頼いただきました。
12月の年末間際の工事でしたが年内に終わり、T様には「年またぐと思ってたけど年内に終わってよかった」とお喜びいただけました。
2022年2月現在、関西地区でルーフタイルジャパンの「一閃」を施工できるのは雅工房だけですのでぜひご相談ください。