雨漏りかな?と思ったら「早期対応」が重要です!
屋根リフォーム・屋根修理業者選び屋根リフォーム・屋根修理現場ブログスタッフブログ
2025.01.22 (Wed) 更新
皆さん、こんにちは!
高槻市、島本町、向日市、長岡京市、大阪、地域密着の屋根工事・屋根修理・雨漏り修理専門店の雅工房です。弊社は『小さな工事でも我が家のつもりで心を込めて取り組む』ことをモットーにしており、5年・10年と無料点検を行うなどアフターフォローには自信があります。また「すぐに駆け付けられる体制」を作っていますので、何でもお気軽にご相談くださいませ。
こんにちは!受付事務の吉田です。いつも雅工房のブログをご覧くださりありがとうございます!お客様にお役に立てる情報を随時更新中です。
今回もどうぞよろしくお願いします!
雨漏りは、住宅にとって深刻な問題です。放置すると、建物の構造や内装に大きなダメージを与える可能性があります。
今回は、雨漏りの兆候、原因、そして早期対応の重要性についてお伝えします。
雨漏りの兆候
雨漏りのサインには、次のようなものがあります。
天井や壁のシミ
じわっと水分が広がったような状態です。水が染み込んでいる証拠ですね。
普段は大丈夫なのに、大雨が降った時にだけシミが現れる、というパターンも多いです。
つい先日もお客様より「大雨の後だけ、トイレの天井にシミができて困っている」とのご相談がありご自宅へ駆け付けました。天井や壁にシミができる時点で、屋根や外壁を通して雨水が侵入している恐れがあります。特に、茶色や黒いシミは注意が必要です。
壁紙の剥がれや膨れ
水分が壁紙の裏に入り込むことで、壁紙の接着力が弱まり、剥がれや膨れが生じます。
カビの発生
湿気が多い場所ではカビが発生しやすく、健康にも悪影響を及ぼします。
その他、天井や壁から水が落ちる音がする
窓の周りが濡れている、部屋や収納がカビ臭い、などがあります。
上記の症状が見られたら、雨漏りのサインです!見逃さないでね!
雨漏りの原因
「雨漏り」とひと言で言っても、その原因は様々です。主には以下のものがあります。
屋根の劣化
屋根の劣化の症状には次のようなものがあります。
- 苔やカビの発生
- ひび割れ、欠け、反り
- 色落ちや色あせ
- 瓦の割れ、ズレ
- 棟板金の剥がれ
苔は湿気を好みます。雨が多い地域や湿度が高い環境では苔が生えやすくなりますが、屋根に水が溜まりやすい場所や、排水が不十分な場合も苔の発生を助長します。
また、屋根が古くなってくると、塗装が剥げるなどして防水性が失われ、苔が生えやすい状況になります。苔が生えると、屋根材の劣化を促進してしまうので、早めの対処が大事です!
屋根の寿命は、使われている素材によって変わります。瓦屋根は最も耐久性に優れていて、約30年程持ちますが、人気のスレート屋根は20~25年程度と言われています。
事前にご自宅の屋根材の種類や性質を知っておくことも大切ですね!
また、屋根材だけではなく、屋根材の下に敷く防水シートや土台となる木材の劣化等もあります。
目視だけでは、屋根の状態を確認することは難しいので、プロによる定期点検をおススメします!
屋根のてっぺんにあるのが棟板金
棟板金は、屋根のてっぺんにあるため、台風などの影響をダイレクトに受けます。
そのため、飛ばされてしまうこともしばしば、、
棟板金をはじめ、屋根の弱い部分を守ってくれる他の板金箇所でも、不具合が生じて雨漏りに繋がる場合が多くあります。
参考記事→屋根材の種類
防水シートの劣化、破損
防水シート(ルーフィング)は、屋根材の下に敷かれており、雨水を屋根内に入れずに外に流してくれる大事な役割があります。台風や大雨の時など、屋根材だけでは防ぎきれずに侵入してきた雨水を、防水シートが受け流してくれるのです。言わば最後の砦。
防水シートの寿命は屋根材よりも短いことが多く、劣化し防水性を失ったまま使い続ければ、雨水を避けられずに雨漏りに繋がる恐れがあります。
どうしても屋根材にばかりに目がいきがちですが、防水シートはとても重要な存在なんですね。
性能によって価格は変わりますが、できるだけ防水性や耐久性がしっかりとしたものをお選びいただくことをおススメします!
雨樋の詰まり
雨樋が詰まると、雨水が溢れ出し、建物に侵入することがあります。
特に台風の後や、落ち葉が多い季節には雨樋の点検と掃除をするようにしましょう!
参考記事→雨樋のチェックと掃除
外壁の亀裂
外壁に亀裂があると、そこから雨水が浸入することがあります。こちらの写真のように、外壁が膨らんでいる場合は、外壁塗装の経年劣化が主な原因です。塗装の劣化の進行により、ひび割れや塗膜の剥がれが生じると、そこから雨水が侵入し溜まることで、水膨れのようになります。
窓やドアの隙間
窓やドアの周りに隙間があると、雨水が侵入することがあります。窓枠と外壁の隙間を埋めるために、コーキングを施しますが、紫外線や経年劣化によってひび割れや剥がれが生じ、雨水が侵入する場合があります。その場合には、コーキングを打ち直したり、外壁のメンテナンスが必要になります。
※コーキング:建築物において、気密性や防水性を高めるために、隙間を目地材などで充填すること。
天窓を設置している住宅では、定期的なメンテナンスも必要でしょう。
施工不良、手抜き工事
あってはいけないことですが、稀に見られます。屋根工事に対する、職人の知識不足によるものもあるため、やはり屋根専門業者に依頼する方が安心ですね。
雨漏りの早期対応の重要性
雨漏りに気づいた場合、なぜ早めの対応が大切なのでしょうか?
- 建物を保護するため
雨漏りが発生すると、まず最初に影響を受けるのは建物の構造です。雨水が侵入することで、木材が腐食したり、鉄部が錆びたりする可能性があります。これにより、建物の強度が低下し、最終的には大規模な修理が必要になることがあります。早期に対応することで、これらのダメージを最小限に抑えることができます。
- カビや湿気を防止するため
雨漏りによって湿気が発生すると、カビが繁殖しやすくなります。カビは健康に悪影響を及ぼすだけでなく、アレルギーや呼吸器系の問題を引き起こす原因にもなります。
早期に雨漏りを修理することで、湿気の蓄積を防ぎ、健康的な住環境を維持することができます。
- 修理費用の削減のため
雨漏りを発見した際に早期に対応することで、修理費用を大幅に削減できます。小さな漏れであれば、簡単な修理で済むことが多いですが、放置すると大規模な工事が必要になることがあります。
早めの対応が、結果的に経済的な負担を軽減します。
- 資産価値を維持するため
住宅は大きな資産です。雨漏りを放置すると、建物の価値が下がる可能性があります。
特に売却を考えている場合、雨漏りの問題があると、買い手にとって大きなマイナス要素となります。スムーズに売却するために、リフォームをしてから売りに出す場合も多いようです。
雨漏りによる屋根工事例①
【お問い合わせ内容】
「家を中古で購入した際にサッシや水切りを変えたんだけど、雨漏りをしてる様に思うので点検してほしい」とのご要望がございました。
【雨漏り診断の結果】
1階の和室の天井や雨染みがある2階のクロスを見せていただくと、やはり雨漏りをしていました。そして、詳細な調査を行うために屋根に上らせていただき、瓦をめくって確認すると、雨漏り跡がひどい状態でした。更にはシロアリの痕跡も見られました。
詳細はこちらをご覧ください⇒雨漏りによる屋根葺き替え工事
雨漏りによる屋根工事例②
【お問い合わせ内容】
雅工房のチラシをご覧になったお客様より、「二階建ての木造住宅の雨漏りで困っている」とのことで雨漏り診断のご依頼がございました。
【雨漏り診断の結果】
ご自宅の雨漏り箇所を拝見し、どんな時に雨漏りするのかなどヒアリングをしっかりとさせていただいた後に屋根の調査をしました。詳しく調査してみると、雨漏りの原因が3つ見つかりました。
・屋根瓦の浮き
・屋根瓦のズレ
・瓦の水が抜ける箇所へのコーキング
詳細はこちらをご覧ください⇒雨漏りによる屋根葺き替え工事
無料雨漏り診断の流れ
雅工房では、お客様からのお問い合わせ後、下記の流れで進めてまいります。
①お客様宅に伺います
↓
②雨漏りの状態や症状を詳しくお聞きします
↓
③屋根に上がる前に室内を確認します
↓
④屋根に上がって雨漏り箇所の屋根材などを確認します
↓
⑤雨漏り箇所の屋根材をめくって中を確認します
↓
⑥雨漏り跡が見られたら、他の箇所もめくって確認します
屋根に上がることは大変危険を伴いますので、必ず業者へご依頼くださいね!
これって雨漏りかな?!と違和感がある場合には、お気軽にご相談くださいませ。雅工房では、雨漏り診断&修理のお見積もりは無料で行っております!
↓↓↓
まとめ
天井のシミや壁紙の剥がれなど、雨漏りのサインはいくつもあります。
「これって雨漏りかも?」と思ったら、なるべく早めに業者にご相談ください。
雨漏りは、放置しておくほど症状が悪化してしまいます。雨漏りは、住宅にとって実は深刻な問題なのです。建物の構造や内部に大きなダメージを与える前に早急に対応することがとても大切です。
初期であるほど、修理の費用も最小限に抑えられますので、気になる方はまずお電話をくださいね!
できるだけ迅速にご自宅に駆け付けます!
参考記事→雨漏りのリスクから住まいを守る方法